捨てられた猫や犬の保護や里親さん探しの活動を中心に、南の島での暮らしを綴ります。
電信屋(デンシンヤ~)
2014-02-14 (金) | 編集 |
*kum*

石垣島に残る古い建物。
世界遺産やギネスブック級のものはありませんが、それなりに歴史を物語っています。
その一つが崎枝半島にある明治時代に建てられた「電信屋(デンシンヤ~)」です。
日本本土から台湾までをつなぐ海底電信ケーブルを島に陸揚げする建物でした。

電信屋外観
建坪5~6坪ほどの小さなレンガ造りの小屋です

山側室内
内部は6畳ほどの二部屋に分かれてます
これは山側の部屋

室内パノラマ
海側の部屋のパノラマ

内部海側壁
海に面した内壁
上の丸い穴から電信ケーブルを通したんでしょう
その下のテーブル状の台?にある4つの四角いくぼみにはどんな器具が取りつけられていたのかな

陸側外壁・弾痕
山側の外壁には太平洋戦争のとき米軍機からの銃撃でできた弾痕が無数に残ってます
わりとランダムですね

富崎揚陸施設
こちらは富崎(フサキ)にある現代の海底ケーブル揚陸設備
これは山側で海側のケーブルはここから地中に埋められ見えません
すぐ前に位置する竹富島へ送電するケーブルでしょう

海底ケーブル標識
ここに海底ケーブルがあることを示す標識です
浜に3本かそれ以上ありました
船舶(潜水艦?)に対して注意するよう知らせています

デンシンヤ~は1897年(明治30年)の建設だそうですから今から117年前の建物です。
見るたびに、使われていたときの様子はどんなだったんだろうと想像してしまいます。 

補足:1905年(明治38年)5月、日露戦争のおり、宮古島の漁民が北上するロシアのバルチック艦隊を発見、当時の宮古島には通信手段がなかったので手漕ぎの舟で石垣島に急行、電信局から内地に通報しました。
この海底ケーブルを通したことになりますね。
宮古島には記念モニュメントが、石垣島には上陸地に記念碑があります。
司馬遼太郎の長編小説「坂の上の雲」にも描かれています。


 
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コメント:
この記事へのコメント:
なかなか趣があって、古いものは、好きデス。レンガも、苔蒸した感じも歴史がありますね。壊さないで、残っているのもいいです。

あまりいじらずに、何かお店みたいな歴史館や、建物をいかしてつくってあったらいいかしら。。
誰もこないかなぁv-258

大雪のため閉じ込められていて、ゆっくり鑑賞しました。
2014/02/14(金) 17:13:44 | URL | アンナのママ #-[ 編集]
Re: アンナのママさんへ
いつもありがとうございます。
古い建物というと、ほとんど修復されますが修復しないままというのも、それはそれでいいのかなあと思ったりもします。
ただ、崩壊しそうになったとき、市はどうするんでしょうね。広島の原爆ドームみたいに現状のまま補強するだけにしたらいいんじゃないかな。

大雪、お疲れさまです。東京にいたときに雪が積もって除雪のため幅広のシャベル買ったんですがそれを今も持っています。石垣島では全然使いませんが、いつか浜の砂に使うときがあるかと思って捨てないで持ってます。
2014/02/15(土) 16:05:50 | URL | kum #-[ 編集]
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