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保護わんにゃんとの生活を軸に、石垣島の暮らしをつづります。
昨日は、既報のとおりつんだら夫婦で西表島(いりおもてじま)へ行きまして。
石垣島から高速船で1時間、港からバス10分、浦内川停留所で下車。

宇多良炭鉱-e P1130161
宇多良(うたら)炭鉱跡まで1km

宇多良炭鉱-k P1130167
遊歩道はこんな感じの歩きやすいハイキングコース

宇多良炭鉱-a DSC08341
着きました
道中写真を撮りながらゆっくり歩いて所要27分

宇多良炭鉱-b DSC08346
遺跡と自然保護のため木道が整備されています

宇多良炭鉱-cDSC08371
炭鉱から港まで石炭を運び出すトロッコの軌道跡

宇多良炭鉱-f P1130206
一部はすでに倒壊してます
1886年開坑ですから約130年前の遺構
コンクリートの劣化か木による浸食か…

宇多良炭鉱-i P1130199
これも軌道跡らしい
絡みついた木が恐ろしい
放置すればアンコール遺跡群やマヤ遺跡のように、ジャングルに飲みこまれるでしょうね

宇多良炭鉱-d DSC08363
遺跡がガジュマルに絞め殺されそう…

宇多良炭鉱-g P1130193
お墓?いえ、何かの建造物跡です

宇多良炭鉱-h P1130203
万骨碑
ここで命を落とした多くの人々の慰霊碑です

宇多良炭鉱-j P1130220
バス停から遺跡までの遊歩道脇にありました
当時のものかも

宇多良炭鉱は最盛期1,300人の工夫が働いていたそうです。
初期には受刑者の強制労働とか流刑地だったとかでしたが
その後普通に求職者を受け入れるようになります。
けど労働は過酷で低賃金、逃げ出せば捕まって連れ戻されるなど強制収容所並みの劣悪環境だったようです。
「万骨碑」は、そういう人々の思いを込めた慰霊碑でしょう。

1,300人いたんですから、もっとたくさんの遺構や遺物があるはずですが、見えたのは写真にあるものだけでした。
木道が整備されたと聞いて覚悟はしてましたが、廃墟マニアとしては、やはり物足りん

西表島には他にも廃墟はありますが、それはさておき、今回の道中に写した自然なども紹介したいと思います。
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【2017/08/21 15:46】 | 島の風景
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