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保護わんにゃんとの生活を軸に、石垣島の暮らしをつづります。
昨12日、石垣市民会館中ホールにて、石垣市の主催により「障がい者福祉を考える市民のつどい」が雨の中、開かれまして、kumが出席しました。

石狩市長講演-b P1150400
ホールでのイベント前、ロビーにて各種障がいについて手話通訳付で紹介
手前は介助犬

石狩市長講演-c P1150419
今回の企画には石垣市障がい福祉課のご尽力で宮古島市からパソコン入力による文字通訳に来ていただきました

石狩市長講演-d P1150423
ホールでのオープニング、手話で自己紹介する中山石垣市長

石狩市長講演-e P1150426
福祉サービス提供事業所によるフラダンス

石狩市長講演-f P1150433
沖縄本島の西に位置する久米島の町職員で聴覚障がい者の安里友紀(あさと・ゆき)さんのミニ講話
生まれつき聞こえないにもかかわらずお母さんと発声訓練を重ね、しゃべれるようになり、今も毎朝発声練習をしているそうです
手話と同時発声はむずかしいため安里さんはしゃべって手話通訳者が通訳

石狩市長講演-g P1150441
趣味のアフリカ楽器ジャンベを叩く安里さん
この時客席に風船が配られ、抱えるとジャンベの音が振動になって聞こえない人にもわかりました

安里さんはとても明るいほがらかな方で、ジャンベの他にもフラダンスやったり手話サークルを(たぶん)立ち上げて主宰したりと障がいを前向きにとらえて生きているすばらしい人でした。

さて、メインのはるばる北海道石狩市からいらっしゃった田岡克介(たおか・かつすけ)市長の講演。

石狩市長講演-i P1150447
「石」を表す手話
石狩の石と石垣の石が同じ、と

北海道石狩市は、手話言語条例を全国に先駆けて制定した市です。
以下、同市「手話基本条例とは?」より
石狩市は、手話を言語として認め、平成25年12月に全国の市町村初となる「石狩市手話基本条例」を制定しました。この条例は、手話を使用する市民が、言語である手話を使って心豊かに暮らし、人が生きていく上で欠かすことができない、言語である手話に対する理解が広がる石狩市を目指すものです。

条例文は長いし退屈なので興味ある方はネットでお願いします。
http://www.city.ishikari.hokkaido.jp/uploaded/life/34072_52472_misc.pdf

石狩市長講演-j P1150454
田岡市長が手話条例を作った理由

石狩市長講演-l P1150456
平成25年に条例が成立した時の記念写真
スーツにネクタイ姿が田岡市長、その右が石狩聴力障害者協会会長

石狩市長講演-k P1150457
条例は、ろう者のためでもあり、聞こえる人のためでもある
条例が不要になる社会を願ってる
すばらしいです

石狩市長講演-a P1150458
中ホールはほぼ満員でした 

昔は聞こえないと人間以下の扱いを受けたんです。
(今でも、kumが聞こえないと知って、車を運転する様子をじ~っと見てる人もいました。)
こういう、地道な活動の積み重ねで一歩一歩、人間として認められるようになってきました。
手話通訳者が公の舞台に立って通訳し、大勢の人々の目に触れることも、聴覚障がい者と手話の存在理由を知ってもらう一助になっています。

わんにゃんのことも、一歩一歩がんばろう

同日同時刻にホームセンター・メイクマンでわんにゃん譲渡会が開かれ、ayaさんが参加していました。
成果はにゃんこ一匹だったそうで、残念!
雨の中、雨合羽着てお疲れさまでした。

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【2017/11/13 14:51】 | 未分類
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