fc2ブログ
保護わんにゃんとの生活を軸に、石垣島の暮らしをつづります。
*kum*

ここしばらく休眠状態だった谷崎樹生氏の自然観察会が久々に23日(土)・24日(日)、開かれたのでayaと二人で参加しました。
今回は石垣島エコツーリズム協会主催でテーマと場所は「前勢岳市民の森自然観察会」です。
前勢岳山頂には国立天文台があることからもわかるように、ここは市街地から近くて自然環境がよい場所です。

「市民の森」があるとは知らなかった…と思いながら行ってみると、そこは市営でありながら ここ20年ほどは市がほとんど管理しなくなったために知っているのはごく一部の年配の人だけ、という冬眠中の公園でした。

谷崎さん委託管理地
あいさつに続いて公園入口にある、谷崎氏が市から再生を委託されたという小さな更地について説明
画面右の山頂から吹きおろす風で植えた木が枯れたそうです
氏はまず山側にフクギの防風林を植えてから谷側に何か植えるとのこと

椎の木
昨年の台風で折れた枝が枯れたままになっているシイの木
こちらを向いているのが谷崎氏

枯れた桜の木
場所の適否を考えずに植えられたため枯れたカンヒザクラ
他にも枯れたカンヒザクラが数本ありました

脇道
人が通らなくなったため荒れた脇道

小川
園内にはこどもでも渡れる小川がありました

椰子の木林
谷底という不自然な場所に植えられたヤシの林

ベンチの前でレクチュア
使われなくなり清掃もされず苔むした木のベンチやテーブルがあちこちにありました
しっかりした造りで手入れすれば使えるのにもったいない!

記念植樹
記念植樹の地としても計画されたそうですが手入れしてないため悲惨な状況
1974年と読めますから39年前ですね

あずまや
あずまやはベンチに苔がわずかについた程度で使用可能な状態でした

壊れた案内板
壊れたままの案内板
あちこちに案内標識があったようですがこれ以外は全部外されていました

なんでこうなってしまったのか?
谷崎氏は
●市は、隣の県立バンナ公園に対抗してここを作ったものの、どんな公園にするのかという明確な構想を持っていなかったのではないか
●予算不足?
ではないかと言ってました。

それで谷崎氏はまずこういう観察会を催して市民に知らせ、市論を喚起してここを復興させようと考えているのでしょう。 

とにかく「もったいない」
立ち入り禁止ではないので、またお弁当持ってピクニックに来たいけれど案内板が撤去されていて迷子になりそう。
せめて地図でもあればいいんですが~

松ぼっくり
参加者に配られた巨大な松ぼっくり
右の百円硬貨は大きさの比較のために置いたもので、100円ショップで買えるという意味ではありません。


 
スポンサーサイト




【2013/02/25 17:22】 | 島の風景
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック